ひと目でわかる

外資法人は書類さえ整えば1〜2か月で設立できます。問題はその後の銀行・税金・会計・スタッフ・家賃です。2026年の法改正と税制変更を公式資料で確認してまとめました。

最終確認: 2026-10-26

ベトナムで法人設立後の6か月 — 本当に大変なのはその後(2026年最新)

2026-10-26

ベトナムで法人設立後の6か月 — 本当に大変なのはその後(2026年最新)
📷 Tran Van Ngoc · CC0

外資法人は書類さえ整えば1〜2か月で設立できます。問題はその後の銀行・税金・会計・スタッフ・家賃です。2026年の法改正と税制変更を公式資料で確認してまとめました。

1. 法人設立の手続き — 2026年の変更点

100%外資の会社には投資登録証(IRC)と企業登録証(ERC)が必要です。ホーチミンでは工業団地の外なら財務局(Sở Tài chính)、工業団地・輸出加工区の中ならHEPZAが担当します。

新投資法(143/2025/QH15、2026年3月1日〜)と政令96/2026(3月31日〜)で、IRCの法定期間が15日から10営業日に短縮され、会社(ERC)を先に設立して12か月以内にIRCを取ることもできるようになりました。ただしIRCが出るまで事業は実施できません。

手続き法定期間実際
IRC10営業日(2026/3/31〜)書類の追加でたいてい長くなる
ERC3営業日1〜2週間
合計—代行会社利用で通常1〜2か月

⚠ 営業日は土日祝を除きます。書類が一つ欠けると最初から待ち直しになるので、2〜3倍の期間を見込みましょう。

2. 設立翌月にやること

登録証を受け取って終わりではありません。次のことは自動では進みません。

3. 2025〜2026年の税金で必ず知っておくこと

2025年6月のVCCI調査(個人事業1,368件)では、新しい電子インボイス規定を「知っている」は94%でしたが、「自分の義務をはっきり理解している」は11%だけでした。

4. なぜ6か月以内に閉店が多いのか

現地で長く商売する人は「10軒中8軒は6か月もたない」と言います(現地の商売人の間の言葉で、公式統計ではありません)。理由はだいたい同じです。

5. スタッフ管理 — まず敬意を

どこの国の人でも、人前で大声で叱られれば傷つきます。ベトナムではメンツ(thể diện)を特に大切にするので、それが続けば良いスタッフも辞めてしまいます。褒めるのは人前で、注意は個別に具体的に。

言葉が通じにくいと誤解が生まれやすくなります。信頼できる現地マネージャーと一緒に働き、労働契約・社会保険・期日どおりの給料など、スタッフとの約束は最初からきちんと守りましょう。

6. 家賃 — 契約書があなたを守る

ブームの時期には、フーミーフンの店舗家賃が数か月で大きく上がったという話もあります。しかし民法(第421条・第473条)では家賃は双方の合意どおりで、契約期間中に大家が一方的に上げることはできません。契約に値上げ条項がある場合だけです。

7. 始める前のチェックリスト

DFDL — Decree 96/2026 (Investment Law 2025) · Viet An Law — Decree 96/2026 · DFDL — Circular 38/2026 (investment capital account) · LuatVietnam — hóa đơn từ 5 triệu phải thanh toán không tiền mặt · LuatVietnam — bỏ lệ phí môn bài từ 01/01/2026 · Thời báo Tài chính — ngưỡng 1 tỷ đồng cho hộ kinh doanh · Znews — khảo sát VCCI 6/2025 · KPMG — Circular 99/2025 chế độ kế toán · LuatVietnam — chủ nhà tự ý tăng tiền thuê

一般的な情報です。法律と税金はよく変わるので、契約や申告の前に弁護士・税理士に確認してください。

よくある質問

法人設立の手続き — 2026年の変更点

2026年3月から投資登録証(IRC)の法定期間は10営業日。会社を先に作り、12か月以内にIRCを取る順番も可能に。

設立翌月にやること

法人設立から90日以内に「投資資本口座」で資本金を払い込む必要があります。

2025〜2026年の税金で必ず知っておくこと

500万ドン以上の取引は現金以外で払わないと、仕入VAT控除・損金になりません(2025年7月〜)。

なぜ6か月以内に閉店が多いのか

事業許可税(môn bài)は2026年から廃止。個人事業の定額税も廃止され、実際の売上で申告します。

スタッフ管理 — まず敬意を

開店後3〜6か月は赤字と考え、運転資金を別に用意しましょう。